2019年4月22日月曜日

スマホ・タブレットの挙動が変わった話 / 都内N端末爆増など


以前はAndroidスマホ・タブレットで当ブログの “ My Mapsを使用したNシステムマップ ” のページ にあるNシステムマップのリンクをタップするとブラウザが立ち上がってブラウザ上でMyMapsが表示されていました。


ところが先日、4月上旬のことだったと思いますが、下方のリンク(viewerの方)をタップするとGoogle社謹製のGoogleマップアプリが起動し、アプリ上でMyMapsのNシステムマップが見られるようになっているのに気付きました。

アプリのGoogleマップが起動

なんと我々のNシステムマップがオーバーレイされています。

地図の凡例を表示をタップすると下の画像のようになります。
 
ここで閉じるの×を押すとMyMapsを閉じることになるので←か△で戻ります。

 
MyMapsのアイコンが表示されていますが、Googleマップアプリには違いありません。
道路の混雑状況やN端末が表示された状態でナビのルート検索が出来ます。


ブラックジョークのようですが、田園調布から府中方面へのルートを検索します。

平日の20時頃だと神奈川側の多摩川沿いが早いですよというサジェストですが、例の誘拐犯はR20を通ったらしいですね。つまり所要時間57分と表示されている灰色のルートです。不幸にして、どのルートを通ろうともN端末には何度も引っ掛かります。

どこからどこまで移動したら何度N端末にナンバーを読まれるか、こうして視覚化されると何とも知れない気分ですが、ワークの成果がこうして1万円前後の7インチAndroidタブレット上で結実しているのを見ると、Google社のプログラマーが魔法使いの様に思えてきます。何故なら当方は一行のコードも書いていないからです(笑)。我々は端末の位置を調査して、テキストcsvのデータを作って、それをMyMapsに読み込ませているだけなのです。

尚、地図を開くことが出来ませんでしたというようなエラーが出る場合もありまして、再現の具合から推測しますとネットワークのコンディションやGoogle社の設備に掛かっている負荷の状況によるものかと思われますが、もっと安定的に起動できる方法があってですね、それは来る4月25日発売の『ラジオライフ』2019年6月号の37ページに載っているので買ってご覧下さい。発売後ひと月くらいしたらこのブログでもS/Sを貼りまくった解説記事でフォローする予定です。

ところで都内はここ数年で簡易型端末がさらに爆増しましたね。再調査はオリンピック直前にやろうと思っていたのですが、前倒しして差分をリストアップしました。
下の2つの画像は今年の3月上旬から4月10日までの再調査キャンペーンでの成果を表示しているところです。白いバルーンの箇所が前回調査後に増設されたり、新規に発見した箇所を表しています。


現行の190411-1829版では新発見の箇所もすべてPなんたらというそれぞれの機種に割り当てられたアイコンで表示しています。

毎年のように馬鹿みたいに増設されていますが、あの鴨ネギ誘拐犯が劇的な検挙実績を進呈したので増設の格好の口実にされているという感じがするのは否めませんね。それに加えオリンピックの警備など他の口実もありますし。現在までに都内の簡易N端末は819群の存在を確認しています(当グループ調べ)。こんなに数量が増えるとトータルのリース料は非常に高くなっていると思われます。東京都では始期の異なる複数の7年リース契約が並走している状態です。

最終更新日:2020-01-01