ラベル 産官学複合体 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 産官学複合体 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年8月18日火曜日

都道府県議会議員を監視しよう

 福岡県議会・海外視察参加議員及び参加回数のリスト。


この20年余りの間に巷に蔓延するようになった簡易型Nシステム端末ですが、国の補助金が入っている場合もありますが、予算を付けているのは都道府県議会だという話は当ブログで何度も書いてきました。

ところが産官学複合体の利益のために我々主権者に監視カメラを向けている都道府県議会議員の中にはとんでもない人物が紛れ込んでいるのです。私たちの無関心故に気付いていないだけなのです。

先日(7月21日)の日テレ世界仰天ニュース2時間SPで、高裁判決にて懲役19年、最高裁が上告を棄却して判決が確定した服役中の 丸山大輔 元長野県議の事件を扱っていました。当方見逃したのですが、放送時間中ブログに異様なアクセス増があり


twitterにて検索すると前述の番組がオンエアされたことによるものと分かり、TVerなる見逃し配信で番組を確認することが出来ました。

当方、塩尻にてNシステム絡みの事案があったことを2022年4月時点において察知しており、丸山逮捕の際には全国ニュースで報道されたため、あぁこの事案だったのかとすぐに分かったものです。その際には当ブログでも記事を出しています(リンク : [UPDATED]丸山大輔長野県議会議員逮捕に関する報道について )

その世界仰天ニュース2時間SPの中で、丸山元議員の犯行の動機について触れられていましたが、公判でも認定されたその犯行の動機とは以下のようなものです。

「丸山の愛人の女性が、妻のいる丸山と距離をとろうと避けていると、彼女をどうしても手放したくなかった丸山は妻との離婚を本気で考えたが、離婚して議員生命が断たれるのは避けたかった。妻が何者かに殺害されたことに出来れば、県議会議員も続けられ、愛人との関係も続けられると、妻殺害の計画を企て、会期中であれば自宅から遠く離れた長野市街にいつも居るのでアリバイも作りやすいと考えた」

一般の方からすればドン引きしてしまうような身勝手な発想なのですが、丸山は犯行に及んだ際、アリバイ工作も兼ねて長野市から塩尻市の間はNシステムを回避して往復しており、事前にリハーサルも行っていたというのです。

マスコミの報道によれば、警察は事件発生時前後の日時において丸山の車のナンバーをNシステムで検索しましたが、出なかったとのことでした。

番組内でも再現映像にて触れられていましたが、丸山は長野県議会の総務企画警察委員会の委員長であり、予算を付ける側の立場だったことからNシステム(長野県警の ” 緊急配備支援システム ” を含む)に関する知識があったようなのです。

ただし丸山の車には特徴的な傷がありその傷がある車両が民間所有の防犯カメラに映っていて、これにより長野市の議員宿舎から塩尻市の自宅間を往復していたことが裏付けられた事など状況証拠が積み重なり逮捕立件に至ったという経緯だった様です。

まあ随分な話で、番組で取り上げられた内容だけでも丸山元議員の人物像が分かろうというものですが、twitterで少し漁ってみたところ、この人物の周辺はこれだけではないのです。

・壺議員である。従って森友加計を不問にしたあの力に守られていた。
・塩尻市は市内640箇所に光ファイバーを張り巡らした「地域児童見守りシステムモデル事業」で総務省の賞を受賞したが、このシステムは稼働していなかった。他にも色々と壺絡みの超法規的な力で丸山に抑えてもらい穏便に済ませたいことがあったのか、前市長の覚えもめでたい丸山は塩尻市長選に出馬する予定だったが、2022年4月に出られなくなった。
・その2022年4月とは、壺売りカルトがケツもちから切られて後ろ盾を失った時。これが奈良での暗殺事件につながっていく。そしてこのタイミングで丸山の事件の警察の捜査が進み始めた。それまではその超法規的な力で訴追を免れていたのか。
・愛人は長野市の方だけではなく塩尻の方にもいた。


最近報道されている背任・カツアゲ疑惑県議ら「海外旅行は止めません」等とのたまうあの方なんかの言動は丸山のようなトンデモ県議を彷彿とさせるものではないでしょうか。都道府県議会議員、貴方の居住地の選出議員はどのような人物でしょうか?

2024年2月2日金曜日

あの簡易Nが復活だそうです

 

前回記事 https://dumpthecore.blogspot.com/2021/09/brokenpole_01354381050.html

の続編です。


あの事故で倒壊した都道447号線高島通りの「車両捜査支援システム」路上端末ですが、どうやら7年リース更新まで再設置を行わなかったようです。

更新分リースの始期が仮に3月1日からだとすると、本リース物件は2年5ヶ月もの間使えなかったことになりますが、気になるのは共同溝工事の業者は2年5ヶ月分のリースの残債や撤去費用を支払わされたのかということです。本来であれば取得額全額と撤去費用、再建費用を負担させるべきですが、それをやっていなかったことは情報公開請求などしなくても経過を見れば明白です。おそらくは都の工事を行っている “ お仲間 ” だから不問にするためリース更新まで何も起きていなかったかのようにスルーする2年5ヶ月の空白期間を敢えて設けたとみています。

リース料の原資は公金ですからそのような都民に対する背任行為があってはなりません。

都民の方で興味のあるむきは2年5ヶ月分のリースの残債や撤去費用を回収したのかどうか確かめるために情報公開請求でも行ってみるといいかもしれません。

都447高島通りの「車両捜査支援システム」路上端末の賃貸借物件破損に関してどのような会計処理を行ったか分かる文書を請求するといいです。海苔弁当等と揶揄される全面黒塗りに限りなく近い文書が交付されるかもしれませんよ。

https://twitter.com/himasoraakane/status/1805065482367893849

 


参考:都が賃貸借契約先すら公開しない「車両捜査支援システム」に関する過去記事
N御三家のP、最新機種 “ P5 ” をウオッチ。 https://dumpthecore.blogspot.com/2018/10/np.html

参考:過去記事 Nシステムをリースで調達することの是非を考えるhttps://dumpthecore.blogspot.com/2014/05/n.html


最終更新日:20240625

2022年10月25日火曜日

縦割り行政も時には良いものだ(笑)

何事も是々非々で判断すべきです。

本件では巨大利権を保守しようとする警察が頑張れば例のカードがコケると。

当方その方が都合が良いです(笑)。

先日運転免許証の更新に行ってきました。優良更新なら3,000円也でした。





 

2021年12月27日月曜日

これだけ並ぶと壮観ですね!

 


なんだかもうヤケになっているのか、新型の初期ロットを風雨に曝して試験しているのか。
いつ実地に投入されたこの機種を拝むことが出来るのか楽しみですね。
但し、NEXCO、国交省向け等の可能性もあり必ずしも警察向けとは限りませんが。

2021年9月28日火曜日

[ 追記あり ]都内にて簡易型Nシステム倒壊事故

先日沖縄でオービスが倒壊する事故がありましたが(リンク先参照願います)、本日都内で道路工事関係車両が簡易Nの支柱にぶつかった模様です。 


 この事故は電線共同溝工事の車両なので “ お仲間 ” の不始末でしょうし、法人でフリートの保険に入っているでしょうから然程問題は無いのでしょうが、一般の人が、税金で設置した簡易Nの取り付けられた支柱など引き倒して無保険だったりすると大変なことになるようです。この産官学複合体の支配する世界はさまざまな種類のトラップだらけです。ご注意あれ。

考えてみると任意保険料もある意味産官学複合体への “ みかじめ料 ” みたいなものですよね。ただ生きているだけの我々からどんだけ金をむしりとれば気が済むのか💢。

ちなみに下のtweetは推定ですが簡易Nが後付で載せられた交通信号柱を倒したケースですので1千万程度で済んでいるのだと思われますが、この場所は車線数も多く安くても数千万~ですよ。


https://twitter.com/allora1207/status/1297885800898547723 


追記 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

現地地図


現地ストリートビュー


発生時の動画


追・追記ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Nシステムが破壊される衝撃的な交通事故が発生し道路が通行止めに!Nシステム完全撤去から白バイ・パトカー・警察官の連携も難しい通行止め解除までの全記録! by saitou hayato

 

1:44 辺りでPanasonicとロゴの入った作業服を着たメーカー系の保守要員がPCを機器にケーブルで接続し、何らかの作業(ケーブル断線の有無・機器の死活状況・損壊程度の確認、送信されなかったデータの回収、撤去する際の機器のS/D、専用線の閉局等?)を行っている様子が収録されています。

最終更新日:2021-10-01

2020年7月31日金曜日

調査人日誌 200731


オリンピック中止ザマァ見ろと言いながら戻って来ましたが、また増えていますね。


都内は4回目、多い所では5回目の調査に突入です。

暫く時間は掛かりますが、土地勘は既に身に付いていますので、増設分のリストアップは
傾向を把握すれば割と楽だと思います。
取り敢えず首都高の出入り口周辺で芋づるを見つけたので、残りを引っ張っていきます。










2020年4月19日日曜日

メーカー探訪シリーズ S(SEISS)


Nシステム路上端末の撮像部に銘板が取り付けられている機種をリリースしているメーカーです。賃貸借契約先を隠蔽するケースがある等、異常なまでに情報を秘匿しているNシステム類にしてはあっさりとメーカーが割り出されました。同社の親会社(SEI)はAVI(旅行時間計測装置端末)の製造元として知られています。



メーカーの資料としては以下があります。
https://sei.co.jp/technology/tr/bn181/pdf/sei10732.pdf

ストリートビューで写りのいい箇所を見てみましょう。



左側が二車線対応のS2、右が一般的な機種S1です。
S1にはカメラ一台のものと二台のものがありますが、マップ上では区別していません。



2020年2月13日木曜日

可搬型Nシステム端末の新型か?



https://twitter.com/pcr_pk/status/1227841013831495681




https://twitter.com/pcr_pk/status/1227841927292182528

撮像部の筐体後ろ側に型番や製造番号のシール(薄い金属板かも)が貼ってありますね。
品番はAF-MS100、製造番号はSKA00024ですって。ご馳走さま。
メーカーはP(PSSJ株式会社)っぽいです。
同メーカーの簡易型Nシステム端末だとシールは筐体外側には貼られていません。


https://twitter.com/pcr_pk/status/1227850171771318274 

https://twitter.com/pcr_pk/status/1227850171771318274

コンクリート柱に巻くバンドはラチェットレンチ1本あれば締められますし、ケーブルの端末処理が必要ないので県警のPMや職員でも取り付けできます。電源は信号機の箱から取ってあります。


2020年1月8日水曜日

メーカー探訪シリーズ “ NS ”



ここのところ安価な製品を供給し簡易型におけるシェアを伸ばしているメーカーです。
略称は本来 “ NE ” とすべきところでしょうが、日電と被るため漢字単位で頭を取り “ NS ” としました。

http://nissin.jp/technical/technicalreport/pdf/2010-135/2010-135-06.pdf
日新電機技報 Vol.55 No.2(2010.10)より27ページ

右下の写真の様に本社入口の構内柱に試験機を設置し、公道に向けています。

https://goo.gl/maps/sEShqNEK5zhJrppf8
以下は機種ギャラリーです。

NS2:岡山の旧機種。NS3に更新済みのため、フィールドには存在しない。


NS3(現行機):岡山、広島、長崎、北海道の一部、鹿児島、宮崎では県費で設置した警察庁仕様機の更新に使われている。大阪、新潟にも出現。

https://goo.gl/maps/EF5T7LXsoRgtyfvN8

NS4:前述のPDFファイルには掲載されていないがこれが現時点での最新機種。単筐体で二車線対応、強力な赤外線照射。岡山や群馬に存在。
 

 呼称未設定:専用線を引き込まないタイプ。モバイル回線での接続。

最終更新日:2024-07-01

2019年5月30日木曜日

この機器・何の機器・気になる機器 ♪ - メーカー探訪シリーズ “ H ” 編


2003年の末か2004年初頭のことだったと思うのですが、某県のある場所でユピテルのレーダー探知機に搭載されているNシステム検知機能(赤外線照射を検出すると “ Nシステムです ”と発声する)が作動したのですが、 そこにはN端末はなくて田舎の県道だったのです。2度目にその場所を通行した際にも作動しましたが、そこがちょうど新幹線線路の高架下だったので、高圧電線のせいで誤動作しているのだろうと思ってました。ところがさらに後日そこを通った際にも作動したため、さすがにおかしいぞと思い改めてよく確認したところ、なんと交通信号に赤外線照射機と一体化した小型のカメラが取り付けられているではありませんか!
見たこともない機器ですから

この機種でした。後に設定した当グループでの呼称はH1

この事が発端となり、後にこの装置は都道府県別に展開するようになった新種のNシステム端末と判明し、当該県の「初動捜査支援システム」として設置されたものというところまで分かりました。とりあえず当時は紙の地図だったので見つけ次第地図に印を付けていくようになったのです。

H2

その後調査対象地域が増えていくと、簡易型のメーカーは御三家なんてものではなくもっとありそうだということと、そしてこの機種はいわゆるN御三家ではないメーカーらしいぞと分かってきました。やがて調達先が公表されているケースに行き当たり、メーカーが判明。同時期に存在した他メーカーFの機種と比較しても早い時期から小型化しており洗練された感じのする撮像部で、さすが重電も手がける最大手の製品です。

H3

このメーカーの製品は撮像部前面に “ ガラス高温注意 ” のシールが貼ってあります。また被写体側から撮像部に正面から向き合うと、派手に首を傾げ(かしげ)ている(=撮像部が傾いて設置されており、撮影した画像の水平がとれていない)ケースが結構多くの地点でみられるという特徴があります。設置調整マニュアルに水平を出すように書かれていないのではないかと思えるほど傾いているのです。そのことからこれら機種は監視カメラとして流用されておらずナンバー読み取り機能だけ備えるラインナップの機器なのではないかと推測する根拠になっています。まあナンバーを読む前に画像の傾きを補正するでしょうから補正はお手のものと思われますし、適切な画像を端末側で生成し専用線で中央装置に送っているかもしれませんが。

2018年度末登場のH4。赤外線パネルがH3の半分に。屋根は降雪対応仕様。


N御三家のPやMみたいに公道上のフィールドテストサイトはないかとあちこち探しましたが、取り敢えずこの場所を見つけました。



社会ビジネスユニット 社会システム事業部 企画本部長52歳の“決めゼリフ”と“高額年収”

最終更新日 2021-02-16 

2019年3月8日金曜日

メーカー探訪シリーズ ー N御三家のM


云わずと知れた天下の三菱電機様です。


自社で開発したナンバー読取機をこの鎌倉製作所の敷地から公道上に突き出した構造物にマウントして試験しています。全国各地に設置された端末と、この場所の機器を照合すれば容易にこちらのメーカーの製品と特定出来るため、これまでに多数のNシステム端末(ナンバー読取機)をリリースしていることが知られています。

権利意識の高い方々からは、いち私企業が何の権限で市民を撮影しているのかと批判されることもありますが、まあそこは公権力と一体化した産官学複合体の一部ですから実際のところお咎めを受けることはありません。


先日メーカーP(松下通信工業)の記事でCOATECの話が出たのですが、あまり目耳にしないレアな話題であるため、折角の機会ですから続きをここに書き残しておこうと思います。丁度こちらの会社に関係のある話ですし。それは前に述べたようにデコーダーを独占製造していた3社の一角だからではありません。

概略を述べると以下の通りです。

・・・三菱電機の資本が入っていたメルダックという音楽レーベルがあった。その派生事業でメルサットという名称のものがあり、当時華々しく開始されたDSB(直接衛星放送)で立ち上がったJSB(WOWOW)やCS利用の委託放送事業者等に音源を提供する計画があった。そんな中、郵政省(当時)から「JSBが使っているアナログBS 注1 3ch(1991年10月25日からは5ch)の“ 独立音声放送 ”に名乗りを挙げている事業者が実はまだ居ない。やらないか」とお声がかかり、セントギガ( St.GIGA )こと衛星デジタル音楽放送(株)を立ち上げることとなった。スクランブルを掛けていない無料の試験放送中には延べ10万件もの好意的な感想が寄せられた。ところが1991年9月にスクランブルを掛ける有料放送に移行する際の実際の契約者はたったの3,000人だった。その後も聴取契約者数は伸び悩む。局側の経営を開局当初から圧迫したのは、コアテックのエンコーダーや顧客管理システムに20~30億円もの初期投資が必要だったこと。参入前の見込みではWOWOWのそれを便乗して使わせてもらえると思い込んでいたが実際には独立音声であってもWOWOWとは別に自前の一式を備えなければならなかった。これが誤算だった・・・

以上は90年代前半に週刊ポスト誌上だったと思いますが、セントギガの社長 F氏が述べた事の要約です。

かの局の契約聴取者数が伸び悩んだ理由は
(以下、文章が冗長になるため、箇条書き かつ“である調”で記述)

・聴取するにはBSアンテナ・チューナーに加えコアテックのデコーダーが必要で、そのレンタル料や機材購入費の負担が聴取者側にあったこと。

・世間に多少出回っているのはWOWOW向けのデコーダーで、聴取する際に画面はWOWOWで、音声はセントギガでというスタイルが成立しづらかったこと 注2

・セントギガ オーディオデコーダー 注3 という機器もあって、これを備えればWOWOWとの契約なしでセントギガを純粋なPCM音声放送として聴取出来たがこのデコーダーは買取りだと三万数千円 注4 もした。レンタル制度もあるにはあったが、月額のレンタル料は放送聴取料より高かった。そのためこの機器はほとんど市場に出ていなかったと思われる。

・放送事業者側にとってもこのスクランブラー一式は非常に重い負担をもたらした。まず前述のF社長激白のように機材が高額で、運用にも高い経費が掛かる。また仕組みが複雑で、放送局から顧客のデコーダーにデータを送る際、当該チャネルのアップリンクに直接乗るのではなくまず専用線でSARC(衛星放送セキュリティセンタ)にデータが流れて行き“処理”されてから局に戻って来てアップリンクに乗るがこれによりSARCに支払う手数料が発生するようになっていた 注5。これはスクランブルの強度・不正視聴の試みに対する耐性を上げるための措置だと言えば正当化できるかもしれないが、放送事業者や視聴者に余計なコストを負わせていた。当時のPCは性能が低くこのスクランブルの攻略に使えるほどのものではなかったにもかかわらず。つまり過剰・不必要なまでの強度を実現していた 注6 コアテックは、SARC(衛星放送セキュリティセンタ)を養うようシステムが作られていたのだ。
(箇条書き かつ “である調”での記述は以上)

また同様にコアテックのスクランブルを利用したCS-PCM放送というものもありましたが、こちらは契約者数が300人なんて局もあり、開局直後に早々に撤退する事業者(スーパーバード系 注7 )が出る等、郵政省の電波行政の破綻=官僚神話の崩壊といった感じの出来事も起きていました。時期的にはこの辺りであの80年代末期~92年頃のバブル経済が崩壊しています。

セントギガの件は、技術的に可能になったからといってCOATECなんていう化け物の如きシステムを作ってしまった産官学複合体という大タコが、結果として自らの足を食った出来事として印象に残っています。
技術だけ進歩しても精神性が伴わず 注8 。
インフラ整って客は居らず。戦艦大和を建造したが使う局面は無かったのと同様のことがまた繰り返されました。
バブル経済崩壊以降、空白のxx年間などといわれますが、その数字のカウントは未だに続いているように思われます。


注1:アナログBSといっても音声やスクランブル関係の信号は映像とは別の搬送波をデジタル変調したものだったのでデジタル音楽放送で矛盾はない。放送の音声とデコーダーに配信するスクランブル関係の信号等を足した総ビットレートは2,048kbps(2Mbps)でデータ放送向けのスロットも確保されていた。後に家庭用ゲーム機へのデータ配信にも利用された。映像がNTSCコンポジットビデオ信号を周波数変調したものだったのでアナログBSとしていた。音声はリニア 48kHz 16bitステレオ(Bモード)かノンリニア 32kHz 12bitステレオ(Aモード)×2が選択できる規格だったが、WOWOWはセントギガのせいでBモードでは放送出来なかった。例外的にクラシック演奏等を両局合同でBモード放送したことは何度かある。

注2:WOWOWの客層はケーブルTVのそれに相当する。テレビを消し、外付けのBSチューナーに接続した外付けのデコーダーからライン出力をピュアオーディオの機器、もしくはSPDIF(デジタル出力)をDACや録音機に接続してまで聴いているケースは少なかったろう。


注3:記憶があいまいだが定価30,000円前後に消費税3%(当時)外税にヤマト運輸の代引き便の送料手数料を足した額。


注4:ガワ(筐体)から推測するに東芝製と思われる。実際のところ何台売れたのかは知らない。


注5:デコーダーは、電源が入っていれば2Mbpsのストリームの中のデコーダー向けの暗号化されたデータを、当該チャネルの契約の有無に関わらず常に受信しており、自分あてのデータが送られてくれば当該デコーダーの固有ID(暗号鍵)がマッチしてデータをデコード出来た。要するにSARCがやっていた事は局がデコーダーに送るデータを当該デコーダーの固有ID(暗号鍵)で暗号化したデータを生成し、それを局に送り返していたのである。つまりデコーダーに配信されるデータは二重に暗号化されていた。放送波を解析されてスクランブルが破られるのを警戒したものである。デコーダーは自らの固有ID(暗号鍵)にてデコード出来たデータを不揮発性メモリーに書き込み、そのデータに従って放送をデスクランブルした。

注6:コアテックがもし破られるとすれば、契約状態にあるデコーダーのクローニングしか有り得ないと言われていたが、デコーダーのID書き込みは製造
メーカー3社にしかない特殊な機材でしか行えなかったとか。この装置はおそらくはSARCに専用線で接続されて動作するものだったのではないか。のちにSARCはコアテックでは事故は1件もなかったと述べていた。後輩のB-CASが破られたのはCAS関係のデータを、こともあろうか汎用のリーダー/ライターで書き換えできるカード上に置いた事とPCの性能向上が効いたと思われる。

注7:JC-SAT2号機でなくスーパーバードのトラポンを使ったCS-PCM放送が当初存在していたこと自体知らない人が殆どだろうと思われる。最初期のチューナーにはCS-IF入力が2系統あったが、生き残ったのはJC-SAT2号機のトラポン2本分だけだったので、後のモデルでは入力は1系統のみとなった。


注8:金を払った者だけに視聴させるインフラを作って商売しよう・メンツが掛かっているからガチガチにスクランブルを掛けろ・天下り先を作るのを忘れるな的な事です。

最終更新日:2026-05-10

2018年10月31日水曜日

N御三家のP、最新機種 “ P5 ” をウオッチ。


東京都は簡易N「車両捜査支援システム」の賃貸借契約先を隠しているそうですね。
公金を支出しておきながら秘密に出来ると思っているのだとしたらかなり痛い人々です。
しかし所詮は公の空間に設置したナンバー読取機ですからマニアの手に掛かれば特定されてしまいます。なにせメーカーは警察庁仕様で3社、簡易型で6社しかありません。こういったビジネスを独占する手法は産官学複合体ではよくあるやり方です。半官半民団体的な組織で開発し、メーカーを限定して独占的に商売します。他の具体例を出すと、アナログ時代の衛星放送・通信(BS・CS)で使われていたCOATEC(COnditional Access TEChnology)というスクランブルシステムがそうでした。このシステムのデコーダーは不正視聴を防ぐためという大義名分でメーカーは日電・三菱電機・東芝だったと思いますがこの三社のみの独占製造でした。

Nシステムの話に戻りますが、都内の簡易NのメーカーをN御三家のPと呼んでいます。P等と言われても年配の方にはピンと来ないかもしれません。松下通信工業の事です。以前は三菱電機鎌倉同様に公道上に突き出した構造物の上から一般車両を堂々と撮影していましたが、今は敷地内で試験を行っています。

当グループのマップ上ではこのメーカーの簡易N端末に関してP2、P3、P4等と呼称を設定していますが、ここのところ都内で新発見の増設された端末 or 7年リースが終了してP2が更新された際に取り付けられた新機種を “P5” と設定しました。

前述の構内試験ゲートです。
一番右のこげ茶筐体がP4で、左側がP5。
P4とP5はほぼ同一筐体ですが、P4はカメラの上にひさしがあるのにP5にはなく、P5はコンポーネント周りの隙間から筐体内が見えないようにカバーが装着されています。



同じ構内試験ゲートを別の角度から見ます。
手前の公道に向けてあるのがP5で、奥にある横長筐体の分が警察庁7G端末。

警察庁 7G端末 Ⅶ s

簡易型 P5

あのカメラ下の”赤い部分”は見られたくないところだったのでしょうか。


東京都が隠している契約先をバラしてしまうと、まず機器のメーカーはパナソニックシステムソリューションズジャパンで、リース契約先は三井住友トラスト・パナソニックファイナンスか、他県の簡易型Nシステム路上端末賃貸借契約では東京センチュリーまたはその傘下の富士通リースと組んでいる事例があります。


最終更新日:240625
ストリートビューの埋め込みは変化がある毎に随時修正します

2015年4月21日火曜日

ナンバー読取機 2014年度末時点最新動向と某メーカー P 探訪


去る2015年3月30日のことですが、成田空港の検問が正午を以って廃止され、今後は構内でナンバー読取機140機が運用されるというニュースが流れました。



局によってはナンバー読取器の斜め前方からのアップが映りましたので警察向けの簡易型Nシステム端末と同等のものと確認出来ました。


また時期を同じくして某政令市の公道上にも、政令市が管理する防犯カメラという名目で成田空港のものと見た目が同一の撮像部が導入されました(上の画像)。

ということは、メーカーは空港を運営する株式会社や自治体にも同一のラインナップの一部と思われる機器を納入しているということになります。

さてここで疑問に思うのは、警察向けに開発されたものを空港を運営する株式会社だの市町村やらに出すならば、警察ファミリー外にその性能や仕様が漏れることとなりますから忌避されるべきところではないのか?ということですが、「産官学複合体」という括りであれば、彼らは一体でありファミリーと言えます。またこれらカメラは車両のナンバーを読み取り、車両前部(後部)と運転席・助手席の人物の画像が取得出来、それらは専用線にて伝送され中央装置に蓄積されるというのは今更隠す必要も無いとも言えます。但し警察庁はNシステムでは画像の取得はしていないと主張しています。この空港会社や自治体の場合、画像の蓄積は当然行っているでしょう。今のご時世にただモニタに映しているだけの監視カメラなど有り得ません。全て記録しておいて後で日時や場所、その他の条件から検索が出来るようになっているはずです。

最近ではそれ位(警察向けの監視システムを、空港を運営する株式会社や自治体に出荷するほど)なりふりかまわずNシステム端末を含む監視カメラの増設に邁進しているということです。警察はそれらによって得られた情報を裁判所の令状なしでも合法的に入手可能ですから(法的根拠は刑事訴訟法第百九十七条第二項とされています)結果として警察がカメラを増設しているのと大差なく、多重行政だの私有地だのなんだのと言われたとしても警察的にはメリットが非常に大きいのです。また法的に・組織の事情的に可能かどうかは別にして、それらの運用で得られた情報を警察にオンラインで準リアルタイム伝送するスペックもシステムに実装可能です。なにせ同一メーカーが製造しているのですから。さすがにこれがプロキシ作戦(ここでは半官半民団体や自治体の予算で実質警察のカメラを増設すること)で無い限りはそこまでは行っていないでしょうが、それでも本稿にて述べましたように産官学複合体は一体と考えた方が違和感が無いことから、被写体である市民が警察のNシステム端末とこれら監視カメラを区別する理由はありません。その為当グループ制作のマップでは公道上のものについては警察のものと同様に扱っています。

さて、この最新機種ですが特徴として、赤外線照射器とカメラ2系統が単筐体に収まっていて、機器前面の上部に赤外線照射器、下部にカメラ2系統。そしてその下に赤い部分があるというものです。

Nシステム端末のメーカーと言えば、昔はN御三家といわれるメーカー3社で独占していたといいますが、2003年度ごろから展開している簡易型Nシステムの製造には他の大手電機メーカーが参入していたり、旧財閥系で交通管制系の機器を製造しているメーカーが簡易型Nシステムで相当なシェアを取っていたり、詳細は不明ですが新規参入メーカーのものかと思われる機器が使われている場合もあります。


それでも以下に示す機種は、前述のような特徴を備えている為、今回出現のものと同一メーカー、N御三家の内の1社 “ P ”の製造と思われるのです。


警察庁仕様Nシステム端末(全国共通)2006年度-2009年度当初予算までの機種

簡易型Nシステム端末“ P2 ” - 東京都、神奈川県、長崎県

簡易型Nシステム端末 “ P3 ” - 東京都、神奈川県 /北九州市(防犯カメラ名目にて)


 国交省 「車両計測設備」

この場所でメーカー “ P ”製の
現用中・および将来公道デビューする端末がチェック出来ます。


更新履歴
2025-02-18 SV再収録・更新に伴いSVの埋め込みを張り直しました
2020-04-29 SV再収録・更新に伴いSVの埋め込みを張り直しました
2019-07-30 画像・SVへのリンクを張り直しました
2018-06-20 ストリートビューを埋め込み、および記事の一部更新
2017-09-15 ストリートビューへのリンクを更新しました