ラベル 警察不祥事 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 警察不祥事 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年8月23日土曜日

[ UPDATED ]盗んだ個人情報を悪用して恐喝未遂 - 埼玉県警警部補

https://twitter.com/YOL_national/status/1958798915572310438


上記の報道によれば、業務で知り得た個人情報を盗んだなどとして、埼玉県警は21日、鴻巣署地域課の警部補の男(羽生市)を個人情報保護法違反や恐喝未遂などの容疑で逮捕したとのことです。共同通信では岡田英之容疑者(55)と実名を報じています。

“ 業務で知り得た ” とありますが、署にある警察の情報照会システム(いわゆる “ 照会センター ” の端末)にアクセスして知人の住所等を得ていたようです。ならば “ 職権を乱用して ” であるとか “ 情報に不正にアクセスして ” ではないのでしょうか?
照会に上長の決済が必要なら虚偽の目的を申告して端末を使用しているはずで、ここでも法令に抵触しています。

容疑に個人情報保護法違反とありますが、先日の日弁連意見書にあったように、令和3年の個情法改正により警察庁及び都道府県警察は個情法による規制の対象になっていたようです。
下記にその日弁連の意見書から引用します。


引用ここから

| 3 個情委による監視 (意見の趣旨3)

| 従来、警察活動における個人情報保護は、警察庁は行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律で、都道府県警察は都道府県個人情報保護条例でそれぞれ別に規律されてきた。都道府県条例では都道府県の個人情報保護審査会・審議会が第三的立場からチェックできたが、警察庁にはこのような組織がなかった。

| それが令和3年法律第37号による個情法改正により警察庁及び都道府県警察は個情法による規制の対象になった。(中略)

| すなわち、個情委は、個情法第5章(行政機関等の義務等)の規定の円滑な運用を確保するため必要があると認めるときは、警察に対する監視権限(第6章第2節第3款)として、警察庁や都道府県警察に対して、警察における個人情報等の取扱いに関する事務の実施状況について、資料の提出及び説明を求め、又はその職員に実地調査をさせることができる(第156条、地方自治法第245条第1号ロ)ほか、指導・助言(第157条、地方自治法第245条1号イ)、勧告(第158条、地方自治法第245条の3第1項参照)、勧告に基づいてとった措置の報告の要求(第159条)ができる。

引用ここまで


この意見書の中で、個人情報保護委員会は個人情報の保護に関する法律の規定に基づき、警察庁、警視庁及び道府県警察本部における指掌紋等データの取扱いやNシステムが適正に運用されるよう監視の役割を十分に果たすよう、日弁連は提言しています。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

追記:20250912

依願退職へ

警部補「学生時代の無心謝罪させたく」 パトカーに乗せ脅した疑い(毎日新聞)


2023年9月7日木曜日

運転免許証のスキマー対策

 


非接触で読み取られるのは今に始まったことではありませんが、不快に思われる方は、スキミング防止カード スキムゴールドSP https://www.skimgold.com を使ってみては如何でしょうか。当方も運転免許証やクレジットカードと重ねて所持しています。近所のホームセンター “ ビバホーム ” で取扱いがありました。

 

2023年2月3日金曜日

[ UPDATED ]映画『Winny』は2023年3月10日(金)より全国公開

 

なぜ、一人の天才開発者が日本の国家組織に潰されたのか? ネット史上最大の事件、禁断の映画化『Winny』 | 新着ニュース | BANGER!!!

「ポチの告白」「日本で一番悪い奴ら」に続く、期待の持てる映画が公開されます。上記のリンク先記事には愛媛県警の制服を着たPMの画像がありましたが、こともあろうか複数の警察官がファイル交換ソフトWinnyを使用してVirusに感染、警察組織の情報を意図せず、しかも何度も繰り返し流出させてしまい、メンツを潰された警察はソフトウェアの制作者を弾圧してしまうという流れも描かれるものと思います。警察のあり方に問題意識を持つ方必見の映画となりそうです。

この画像は全国紙新聞で、Nシステムが取得したのべ10万台の車両データが愛媛県警より流出したことが報じられた後、日常使いのPCは使えない為、ジャンクPCを引っ張り出してきてWindows2000をインストールし環境を整えてから流出ファイルの入手を試み、何時間も待った後、なんとかダウンロードが始まったという段階で撮影したものです。Winnyは起動しているだけで第三者間のファイル交換の中継をさせられる仕様になっていましたから、目的のファイルを入手後、即HDDをフォーマットしてWinnyの稼働環境を消去しました。

この翌年にさらに警視庁北沢署PMの私有PCからの流出が起き、その際に2003年度当時の全国N端末設置場所一覧が漏れていますが、当グループのマップで「警察庁Nシステムに接続された端末」というレイヤーのデータは、それを同様にWinnyのネットワークから入手して一行一行確認していったものが元になっていますし、茶トラの猫の画像もその人物に対するあてつけで使っているなど、少なからぬ因縁があります。

これは北沢署からの流出が全国紙新聞にて報道された後、2007年6月15日時点のもの

天才が思いつきで行った行為があさっての方向へ展開、警察の極秘案件Nシステムの実在と隠蔽された運用実態を暴き出しました。

情報公開請求では決して得られない、愛媛県警からは被疑者が運行する車両の登録申請書等や実際にNシステムによって取得されたデータ、警視庁からは全国各地に設置されたNシステム端末(ナンバー読取機)の設置場所一覧が、Winnyのファイル交換ネットワークを経由してもたらされたのです。

それはまるで “ 天の介入 ”のようにして起こったのです。

春の彼岸を前に、公開日から多くの人々がこの映画を観ることと思いますが、それぞれが開発者の生き様に改めて想いを馳せる機会となり、そのことが早逝された故人の御供養になる様、こころよりお祈り申し上げます。


2023-03-30 追記

以降ネタバレ有ります。

年度末ですが、他の用事をバタバタと片付けて満を持して映画の鑑賞に集中できる状態にしてから今日観てきました。その映画館では今日が最終日で、平日昼間だったため観客は11名程でしたが、皆引き込まれるように集中して映画を観ていました。映画が始まって早い段階で逮捕されてしまい映画の中身は逮捕から一審の有罪判決までが主なのは、135分の枠の中なので仕方がなかったのでしょう。ぎっしりと実際に起きたエピソードが詰め込まれていて目が離せませんでした。仙波氏のエピソードはパラレル進行で、愛媛県警からの流出は映画のピークに持ってきてあるように思いました。

警察・検察が自分たちのデータを流出させられた為、ソフトウェアの開発者を逆恨みして弾圧したのではないかというのは弁護団の会話にてほのめかされていましたね。警察・検察が恨むべきはWinnyが稼動している環境下で悪さをする便乗型暴露Virusなのにですね。
コンピュータウイルス作成罪は後から出来たので仕方ないのですが、もし警察がサイバーに通じていれば早い段階で暴露VirusをWinnyネットワークに流した人物を特定して別件ででもしょっ引く事が出来たのではないか、また暴露Virusで流出したファイルの流通を阻止出来たのではないかと当時考えていました。実際には度々起こる流出に翻弄され続けたのでした。これは金子氏を弾圧した報いではないかと思っていました。

映画を見た方の感想はTwitterにて拝見しましたが
まず、“ どこまで実話なのか ” と言っている方がおられましたが、愛媛県警の裏金のことを言っているのだとすれば、現職の裏金告発警官仙波氏は実在の人物で、捜査協力者に支払ったことにして捜査費を裏金の原資にしていることが是澤和洋警部がWinnyネットワーク上に流出させたデータで裏付けられたことは本当に起きたことです。週刊誌記者が捜査協力者とされている人物に実際に接触して確認しています。

衆議院ホームページ:警察組織における裏金問題に関する再質問主意書  提出者 鈴木宗男
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a169529.htm

大洲署元会計課長の告発もありました。

参考:人民新聞 [社会]  愛媛県警の裏金作りを現職警察官が実名で内部告発!http://jimmin.com/legacy/doc/0796.htm

仙波氏を演じる俳優さんの演技は仙波氏の苦悩をよく表現していて、警察が頭を抱えてしまう程の名演なのではないでしょうか。また告発者に対する県警の陰惨な感じのする監視や圧力も短い時間でうまい具合に表現されていたと思います。

ちなみに愛媛県警からの流出では他にも既に本稿にて述べたようにNシステムで読み取ったデータ等大変エグいものが流出していますし、それらは当ブログでも何度も扱っています。

“ 警察は正しかったと信じたい ” という感想の方もいらっしゃいました。
『日本で一番悪い奴ら』 https://www.youtube.com/watch?v=yS1SOYzkvW4
これらも実話ベースの警察不祥事を扱った邦画です。稲葉事件という道警の不祥事がモデルになっています。配信で視聴可能ですので是非ご覧頂きたいです。

他にも映画化したら面白そうなのが
公安警察官が自作自演で駐在所を爆破する“ 菅生事件 ” というものもあります。





金子氏に見せたい動画です。


 

2022年5月26日木曜日

Nシステムによる捜査の強制処分性 ~ Nシステム合法化運動 ~

 https://twitter.com/doridoriyuu/status/1263621523086036992


Nシステムは撮影しているだけで有形力を行使して移動を妨げているわけではないからとして根拠法もなく、被写体に嫌疑があろうが無かろうが無差別に全数の撮影・照合・蓄積を行い、トータルで任意処分で運用されているということになっています。

ところが前述のtweetにあるように、登録車両がNヒットすると緊急配備がかかり、沿道にはぞろぞろとPMが出現、後方からは大量の警察車両が追い上げて来ます。やがて進行方向前方の検問で止められる羽目に。これで有形力の行使を伴わないとはどういう言い草なのか。

路上に多数ある端末で無差別に全数スキャンしたナンバーを大型の中央装置にて力ずくの照合を行い、登録車両を発見して緊急配備のトリガーを引いているのはNシステムなのですから、捜査対象へのNシステムの行使は、刑事訴訟法を改正し強制処分化し、運用法を整備する必要があるでしょう。

Nシステムを行使することの強制処分性は十分であり、刑事訴訟法上での強制処分化はNシステムの運用を合法化する際には避けては通れないプロセスです。

警察は捜査の手の内を知られたくないことからNシステムを隠そう隠そうとして来ましたが、そもそも合憲・合法でなければ捜査には使えないのです。

“ Nヒットした(ので捕捉出来た)”という事実を隠して、たまたま検問を実施していたらだとか、職質で手配車を発見した等と手柄を誇張したりしていたのがこれまでのやり方です。

手柄を誇張しているという具体的事例はリンク先https://www.jikochosa.co.jp/blog/?p=924を参照願います 

違法捜査で検挙し立件したのなら検察官にたしなめられ不起訴にされねばならず、検察官が警察とグルだとしても裁判官がダメを出し無罪になるのが本当です。

合法化すれば捜査上の秘密だとして諸々の情報を徹底して隠蔽しているNシステムの運用に一応警察外からのチェックが入る様制度が変わるわけです。

被疑者が運行する車両ナンバーをNシステムに手配登録する際に裁判所の許可状が必要になるでしょう。

また捜査の過程でどのようにNシステムが使われたのか、どのようなデータで嫌疑が裏付けられたのか等具体的にわかるデータが公判に提出されるわけです。

そのプロセスでNシステムの暗部が遂に明るみに出ることとなる事が期待出来ます。

例えば、撮影や記録はナンバーだけといっていたのが、実は運転席・助手席の搭乗人員の撮影・画像の蓄積および顔認証にて人員の特定も行っていただとか、1996年に蓄積を開始して以来一度も消去されたことはないだとか、何だとか等々。

大体警察はNシステムで得たデータは一定期間経過後は消去するといっていますが、それがどうやって担保されているのですか?

本当に消していると思いますか?殺人事件の時効を考えてみれば分かるでしょう。消すはずがないのです。

もし “ 一定期間 ” 経過後は消去されていると思い込んでいる人がいるなら、その人物の頭の中はお花畑の如き様相となっているに違いないでしょう。

合法化する際に何をどうするか全部ひっくるめて根拠法で規定してしまいましょう。そしてそれを担保する仕組みも必要です。


さらに合法化したその先では任意捜査での濫用にも慎重であるべきです。

合法化された後は、任意の被処分者のデータは中央装置での照合後、手配車テーブルに登録されていなければ即座に破棄されるべきです。3ヶ月もストアしてはなりません。百歩譲っても2週間位が許容されうる限界ではないでしょうか。

また監視対象や泳がせている対象にNシステムを行使する(Nシステムを使って泳がせる)のも禁止されねばなりません。

泳がせている者が凶行に及び大きな被害を出すリスクを考えれば、具体的な嫌疑があるなら早々に検挙されねばなりません。

現状、手配車両、盗難届の出ている車両、監視対象車両、前と後のナンバーが異なる車両等、音で判別が出来るようになっているそうですが、警察にとっては実に都合の良いようなシステムになっています。

警察の管轄区界(都道府県界や所轄署の管轄区界)に多く端末が設置されているのは、リスクの認識がある上で泳がせている為、それぞれの警察が自らの管轄区への出入りを把握しておけるようにしているのです。

参考
手配車両がNヒットしたからなのか、通過を待ち受ける(?)PM

このようなことに個別の根拠法も無く巨額の経費を投入していることはまことにけしからんことではないでしょうか。

捜査対象者を追跡するのなら個別に当該人物のスマートフォンでも監視しておけばいいことです。なにせ警察が使っている通信傍受機を使えば、通信通話の傍受、24時間365日の音声盗み聞き、GPS座標の取得は言うに及ばず、LINEのバックドアを利用してインカメを起動することも出来るそうですよ。
日本販売のスマホには盗聴回路が組み込まれてる


最終更新日 2025-04-18

2022年1月18日火曜日

煽っているのは警察「そんなことは首都高でやれ」


・・・18日午前、20代の男性が運転する乗用車が単独事故を起こし炎上・・・男性は首都高速道路などを猛スピードで周回するいわゆるルーレット族の可能性・・・


 https://twitter.com/tanezy_/status/1147503192902529024

2021年7月5日月曜日

闇の話ってのは警察にいくらでもある。(二階堂ドットコム)

 

星は確定してるのに警察の事情で逮捕出来なかっただけ。

 https://www.nikaidou.com/archives/137452


(群馬県太田市横山ゆかりちゃん誘拐事件)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

畠山の視点で映画化かドラマ化して欲しい。


今年(2004年)5月に起こった、栃木県での暴力団員立てこもり事件
畠山という暴力団(員)が死んで「死人に口なし」となった事件である。

 ・北朝鮮癒着の神奈川県警を尻拭いする警視庁(二階堂ドットコム)

http://www.asyura2.com/0411/nihon15/msg/328.html

・<立てこもり>警官突入、組員と女性自殺 宇都宮(毎日新聞)

http://www.asyura2.com/0403/nihon13/msg/219.html

・宇都宮の組員立てこもり 残る疑問と謎-自殺から1週間/栃木(毎日新聞)

http://www.asyura2.com/0403/nihon13/msg/249.html

・宇都宮の組員立てこもり 闇に消えた真相…被疑者自殺、痛手に--現場ルポ /栃木(毎日新聞)

http://www.asyura2.com/0403/nihon13/msg/229.html

・“大量銃器”はペーパー芯やモデルガン…畠山容疑者(読売新聞)

http://www.asyura2.com/0403/nihon13/msg/220.html


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

参考

ヤクザと警察はやっぱり裏で繋がっていたという話|激裏情報

その男性はめちゃくちゃ温厚な性格で、徳島県庁の職員で勤務先は徳島警察署と言っていました。仕事は、違法かどうか微妙な案件を区別する担当だとか。
しかしその男性は一切勤務先に出勤したことはなく、それどころか頻繁に東京・愛知・大阪・神戸・広島に行っていました。
そして僕に対しては温厚だけど居酒屋で店主と常連たちが政治の不満を愚痴っていると別人のように怒鳴りまくっていました。また、行政関係の施設にもよく行っていて、そこでも職員に怒鳴り散らしていました。
続きを読む・コメントをするにはこちらから
https://gekiura.com/post/35454


2021年5月20日木曜日

Nシステムが光った?

 


Nシステム端末の赤外線照射は不可視で常時明滅していますが、ストロボを炊かれたかのように光ったんだと主張する方がいます。

またネットでオービスを光らせた等と心配している人の内、オービスとNシステムの区別がつかず、車両のルーフやボンネットに太陽光が反射してNシステム端末の前面に当たったのを見て ” オービスを光らせた “ と騒いでいる人が相当な比率で存在しているようです。

太陽光が車両に反射してNシステム端末撮像部が光る様が客観的に分かるアングルから本動画は撮影されました。

太陽光が車両に反射してNシステム端末撮像部が光る様子
もっとも分かりやすいシーンは動画の01:01、西鉄バスの後続の白色SUV車が通過する際、ストロボを炊かれたかのようにN端末前面が光ったように見える。


前述のようなNシステム端末をオービスと誤認するような人が、高速道でのオービスの設定速度も把握しておらず、オービスが作動するような速度で走っているわけでもないのに、追い越し車線でNシステム端末を見て減速する様であれば、事故のトリガーを引くことになっても仕方がありません。


このような機構を法的根拠も無く設置している後ろめたさからか未だにNシステムの存在は一般市民には秘密なんだとか。運転者は警察の施策の犠牲者にならぬ様、予めNシステム端末の数キロメートル手前から走行車線に移行した上で充分な車間距離をキープする等、自らの安全を積極的に確保して頂きたいものです。



一方、夜間の赤外線照射も不可視ですが、コンデジのフォーカス合わせの際にシャッター半押しをしますと以下のようにマゼンタ色に光っているように見え、そのように写ります。






最終更新日:2022-09-13

2020年7月1日水曜日

またもNシステム付近での事故発生






日頃交通安全を叫ぶ警察がダンマリを決め込む、Nシステムに起因する事故がまた起きました。



2019年7月19日金曜日

昔は極秘、今は?




4年前までという上記のtweetは誤りです。

この勘違いの原因には心当たりがあるのでここで説明しておきましょう。

ごく最近ですが2019年7月11日放送のTBS “ ひるおび ” で、ゲストの元大阪府警警部で元衆議院議員の中島正純氏が “ 昔はこれ警察の極秘のNヒットシステムだったんですよ ” と述べていたのと、これまた最近の月刊ラジオライフ誌2019年6月号の記事の一部に --H27年6月16日の第189回国会衆議院法務委員会(第24号)政府側参考人として警察庁刑事局長が「平成27年5月末日現在、警察庁が設置している自動車ナンバー自動読取装置いわゆるNシステムの設置台数は1511式でありまして、これと同じ仕様の装置を都道府県が179式設置しております。」と答弁しており-- と書いてあるのを読んで早とちりしたからではないでしょうか。

まず年度毎の設置数や予算額については以前から国会議員(ある政党)が要求すれば出していましたから、Nシステムの存在そのものでなく路上端末の設置場所や読取機の仕様が極秘だったのです。

ただ他の政党のある議員がNシステムの資料を出せと言ったら「では議員は警察活動に理解のない方とみなされますが宜しいのですね?」というようなことを言われたと書かれている記事(小谷洋之氏のもの)を読んだこともあります。が、国会から呼び出されれば警察庁から説明員が出向き答弁していました。例えば以下のようなものです。

119○岡田説明員 Nシステムについてお尋ねでございますが、私ども自動車ナンバー自動読み取りシステムと呼んでおりますが、このシステムのことかと存じます。
このシステムにつきましては、御案内のとおり、走行中の自動車のナンバーを自動的に読み取って、手配車両ナンバーと照合する、そういう機能を持ったものでございますけれども、その役割としては、御指摘のように、盗難車両の発見でありますとか、それに基づいて自動車盗事件を検挙する、あるいは自動車を使用した重要事件における犯人の検挙、そういった機能を持っているわけでございます。その検挙状況の推移ということでございますけれども、この整備が始まりましたのが昭和六十一年からでございます。データをとり出しましたのは平成五年からでございますが、平成五年にこのシステムで自動車盗を検挙いたしましたのが約七百六十件でございます。そして、平成九年には、自動車盗の検挙数は、都道府県の報告を集計いたしますと、千三百八十件となってございます。
そのほか、数的なデータにはなかなかなりにくいのでございますけれども、自動車盗以外の犯罪の重要事件で、従来の捜査手法ではなかなか解決が困難でありましたような事件につきましても、犯人の検挙や犯行の裏づけにも大きな成果を上げてございます。それから、設置状況の推移ということがございましたが、先ほど申し上げましたように、平成五年当初で約百カ所ぐらいの予算で措置をされておりました。それが平成九年度末では、幹線道路を中心といたしまして、全国に四百カ所余りが整備されているという状況でございます。

上記の答弁をした1998年5月22日の衆議院建設委員会に出向いた説明員は当時の警察庁刑事局刑事企画課長で岡田薫という官僚でした。
この警察庁刑事局刑事企画課という部署がNシステムの運用を直接担当していて、以前Winnyで警視庁から流出した検索申請書(書式)にはここの課長の決済印を押す欄がありました。

しかしマスコミ等がNシステムについて扱うと公安が出てくる有様でした。
テレビ朝日「ザ・スクープ」で一度Nシステム特集が放送されたことがあるのですが、その制作に関与したクルーを放送数週間後に警視庁公安部が尾行し、それに気づいたクルーがその様子をビデオカメラに収め番組で放送しようとしたが、テレビ朝日の警視庁記者クラブのキャップが警察と手打ちしてしまいお蔵入りになったという事件まで起きました。これでマスコミの連中は縮み上がったのか、それ以降Nシステムの話題はタブーとして確立した感がありました。

以下のリンク先は必見!
http://www.njg.co.jp/post-14455/
https://www.njg.co.jp/post-14469/
http://incidents.cocolog-nifty.com/pdf/torigoe.pdf

警察が初めてマスコミ向けに公式に認めたのは、2006年6月に愛媛県警警部の私有PCからWinnyのファイル交換ネットワークにデータが流出し、Nシステムで得たデータ(のべ10万台程度)等が含まれていた際の会見においてではないかと思います。https://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/06/19/12379.html

この流出では読み取ったナンバーのデータだけでなく、運用に関する書類も流出しており、中でも興味深かったのは、窃盗の前歴者をNシステムに登録する登録申請書があり、その中に「Nヒットしても尾行したり職質したりしないように」という趣旨の注意書きがあったことです。つまり前歴者をNシステムを使って泳がせて監視するための登録だったわけです。Nシステムの使途の実に生々しい実態の分かる文書であり一線級の資料でした。

その後2007年6月中旬までに今度はNシステム端末の設置場所一覧が警視庁北沢署勤務のPMの私有PCから再びWinnyのネットワークに流出してしまい、壮大に自爆してしまった為、一応ここからは口が裂けても極秘などとは言えなくなってしまいました。

以上が “ 昔は極秘だった ” が、現在ではそうでもないという話の説明になろうかと思います。遅くともNシステムの存在は2006年6月には公然のものとなったということです。

余談ですが、なぜ警察官は私有PCに仕事のデータを入れていたのかということについて少々触れておきます。昔は自腹でPCを購入しそれで仕事の書類を作成していたのです。当方の知るケースですと1998年ごろ某県警の刑事や機動隊員も自腹でノートPCを買い、一太郎をインストールして仕事の書類を作っていました。これがWinnyによるデータ流出の根本原因と思われます。当時コンビニでも売られていた雑誌「ネットランナー」辺りでも盛んにファイル交換を勧めており、それらの情報を真に受けたリテラシーに疎いPMがWinnyでファイル交換をしていて暴露Virusに感染し、警察のデータも流出させてしまったのです。また先輩・上司の刑事が後輩に仕事のやり方を教えるために自分が仕事で作成したファイルをコピーして与えていたことで、先輩・上司が作成したファイルまで流出させてしまったことが惨禍を拡大させたのです。

仕事で使うPCを自腹で調達とはなんとも気の毒なことでした。今時パソコンを支給しない職場があったらブラック認定かつセキュリティ上の問題を指摘されると思いますけれども。当時は一般にそんなものだったとも言えず、警察が特にブラック職場だったのだろうと思われます。

更新履歴:2020-10-07,09 日付に誤りがあり訂正しました

2019年5月30日木曜日

2度も映画になった元警部



映画『日本で一番悪い奴ら』『ポチの告白』のモデルとされる ” 稲葉事件 ” の稲葉元警部が地上波の番組に。お見逃しなく!


どちらの映画も配信で視聴出来ます。